fc2ブログ

経過報告




作りも作ったり蓋の鋳型88枚!

本体も10組作りましてようやく鋳型作りも終盤に差し掛かりました。

(スケジュールが遅れたため次回に回した分もありますが…)

これらを焼成、調整して使えるようにします。


で、その次は中子作りです。

鋳込みの予定数だけ中子を用意しなければなりません。

それも時間かかるんだよなあ…


まだまだ鋳込みは遠いようです。

型作り



砂を作って






その砂で型枠の中に鋳型作って




乾かして。


一週間で1セット(2種類×4組)終わったけど今回は多いんだ。

全部で6セットとフタもなのでまだまだまだまだゴール見えず。

とはいえやらなきゃ終わらない訳で。

毎年の事ですがGWは休まず作業です。

切って叩いて曲げて嵌める





鉄瓶の鋳型の一番外側

実型(さねかた)と呼ばれる型枠は

素焼きの陶土でできてます。

衝撃や熱でだんだんヒビ割れたり壊れたりするので

長く使うためにも使い始めに鋼材で補強しますが

当方は設備が乏しいもので小さな金床を地面に置いて

背中を丸めて腰を曲げて作業しなければなりません。



切って叩いて曲げて嵌める…

切って叩いて曲げて嵌める…

ひたすら切って叩いて曲げて嵌める…

腰痛い…

背中痛い…

温泉行きたい…

続きを読む

今月も





今月も非常に頼もしい取扱店様のおかげで納品に向けて鉄瓶多数製造中です。

ありがたやありがたや…



さてこれらの納品が済みましたら今度こそ型作りをします。

去年の秋頃に作り直す予定が現在まで延び延びになっているモノもあり

もういい加減作り直さなきゃマズいな、と。

また売れ筋商品は型の数を増やすので、普段よりかなり時間がかかりそうです。

4月5月で終わればいいのですが6月いっぱいかかる…かな。

次の納品は7月?8月?といった予定となっておりますのでご了承ください。

作品展のご案内




3月12日日曜日から3月26日日曜日までもりおか歴史文化館にて南部鉄器展2022
が開催されます。

南部鉄器協同組合に加盟する工房の職人たちが腕によりをかけた作品を一挙展示。

また作者のコメントや工房代表者の審査などもあり非常に見応えのある内容となっております。

今の南部鉄器を紡ぐ錚々たるメンバーの作品です。

ぜひご覧ください。
プロフィール

げん

Author:げん
鉄瓶を作ってます。
南部鉄瓶紅蓮堂web

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR